さて今回は、通称80スープラ。
ラグジュアリーカー路線だったA60からスポーティー路線へ舵を切ったA70、
その後を継いで足回りから電子デバイスまでスポーツカーとして開発し直されたのがA80だそうなんですが、
デザインが変わりすぎていてちょっと違和感がありました。
角の取れた丸っこい感じ、のっぺりした掴み所のない印象です。
アメリカ人はこういうのが好きなんですかね。
日本では登場時期がバブル崩壊と重なっていて、誰が買うんだ?なんていう意見も合ったらしい。
けど、SuperGT(JGTC)のレース車両のベースに使われてたり、映画ワイスピに登場したりして徐々に人気が出たみたいね。
PP / システム Ver. | 599.78 / 1.61 |
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出力・トルク | 350ps, 55.8kgfm |
重量 | 1202kg |
タイヤ・ホイール | スポーツミディアム, 標準サイズ |
ボディ系 | 軽量化4, 剛性アップ, バラスト(40kg) |
足回り | FCサス, Rブレーキシステム, Rブレーキパッド |
駆動系 | FC-LSD, FCシーケンシャルTM |
エンジン系 | FCコンピュータ |
項目 | F | R |
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車高 | 95 | 100 |
アンチロールバー | 5 | 5 |
減衰比(縮み側) | 28 | 34 |
減衰比(伸び側) | 40 | 40 |
固有振動数 | 2.00 | 2.10 |
キャンバー角 | 2.5 | 2.0 |
トー角 | 0.00 | 0.15 |
LSD(初期) | - | 10 |
LSD(加速) | - | 25 |
LSD(減速) | - | 20 |
ダウンフォース | 0 | 40 |
T/M 最高速 | 6MT / 280 | |
駆動方式 | FR | |
ドライブ感覚で乗る分には特に不満は無いんですが、
レースになると曲がらないし止まらないという不満だらけの車です。
何故か、ある速度域を超えると途端に扱い難くなるのです。
一応思い付く対策をぶち込んで、何とかWTC600で勝負できるようにしてみたんですが、
この車でWTC600を勝ち抜くにはギリギリまで攻め込むような気合いの走りが必要です。
救いがあるとすれば、コーナーの立ち上がりで勝負を仕掛けられるトルクの太さかな。
とは言ってもいきなりアクセル全開にするとリアが滑るので、ある程度の慎重さも必要。
つまりは、この車は疲れるってことです。
ボディのワイド化やエアロパーツ装着なんかも考える必要があるのかも。
と言うわけで、今回はここまで。
では、また。